秋田から世界へ!「カール&アラン・マグワイアサマーツアー2015in秋田」を成功させられるよう手伝ってください!
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![]() はじめまして、こんにちは!
カール&アラン・マグワイアと申します。 左が、兄のカール・征太郎・マグワイア(Carl Maguire)が、ドラム(Drum)担当です。アラン・秀太郎・マグワイア(Alan Maguire)がベース(Bass)担当の一卵性の双子のABCD兄弟です。現在、テネシー州立大でジャズを勉強する19歳の大学2年生です。 東京でアメリカ人の父と、秋田県出身の日本人の母のもとに東京で生まれ、香港で3歳から15歳まで育ち、そして、今、アメリカ、テネシー州メンフィスに住んでいます。 音楽が大好きな両親の影響で小さい頃から音楽に親しみ、「世界に通用するミュージシャンになる!」という夢にむかって歩んできました。 今年の夏、25人もの秋田の人たちが集って結成してくれたABCD委員会の皆さんの力をかりて、7月9日から8月の2日まで、「カール&アラン・マグワイアサマーツアー2015in秋田」というツアーを秋田県で開催します。 実行委員以外にも多くの人が、私たちのツアーの企画、会場設定、交渉、チケットやポスターの作成など、さまざまなことを、ボランティアで手伝ってくれています。私たちも一生懸命がんばりますが、私たちの夢の実現にむかうツアーを本当に大成功に導けるよう、みなさんに、ご協力をお願いしたいと思います。 こちらが、実行委員会の人たちが知恵をしぼってつくってくれたポスターです。とても本格的にみえますが、写真は、アメリカの写真家、トム・ギルバートさんがメンフィスの音楽の写真集を作る時に私たちを撮影してくれたものをお願いして使わせてもらいました。それを秋田の人たちがボランティアでデザインしてくれました。実行委員会の人たちが細かいところまで相談して知恵を出し合い、何度も作り直してできた、手作りのポスターです。 (ポスター挿入) 秋田で始まった夢の実現にむかうプロジェクト 香港でインターナショナルスクールに通って育った私たちは、小中学校の9年間、毎年、夏休みには、母の故郷、秋田県北秋田市内の小中学校に体験入学して、日本の文化や習慣にふれながら育ちました。 秋田県は、私たちにいくつかある大切なふるさとの一つなのです。 私たちの夢をかなえる活動のはじまりは、音大受験のオーディションにむかって練習している17歳の冬、秋田の祖母に会いに出かけたときのことでした。 秋田でも楽器の練習ができるように、母の友だちのみなさんがつてをあたって楽器を借りてくれました。せっかくはるばる来るのだから、本場仕込みのジャズを北秋田市で演奏してみなさんに聞いてもらいなさい、と、チャンスをつくってくれたのです。大館能代空港など、数カ所で、演奏をさせてもらうことができました。 主演者として、多くの人たちに、自分たちの音楽を届けることができた経験は、とても深く思い出に残りました。 私たちは、秋田の人たちへのおみやげとして準備していった私たちの恩師、ドナルド・ブラウン先生がジャズの調べに編曲してくれた「浜辺の歌」を演奏しました。 ドナルド・ブラウン先生は、当時、個人レッスンの先生で、メンフィスのスタックス・ミュージック・アカデミーという本格的な高校生音楽育成プログラムで勉強していた頃出会いました。グラミー賞6回ノミネートの先生は、若い頃、アート・ブレーキー&ジャズメッセンジャーズというグループで世界を旅した有名なジャズアーティストです。私たちは、後になってから、先生のいるテネシー州立大音楽部に進み、現在は、教授として私たちを指導してくれています。 秋田でコンサートができることになったので、母の故郷、北秋田市出身の作曲家、成田為三の「浜辺の歌」を演奏したいと相談したら、すばらしいジャズの調べに編曲してくれました。 これが地元の新聞に大きくとりあげられ、コンサート会場にはたくさんの人がつめかけてくれました。 「浜辺の歌」をレコーディングして秋田に届ける 演奏したあと、たくさんの人から、おほめの言葉をいただきました。そして、「CDはないの?」と、聞かれ、「次に来るときは、CDをもっていらっしゃい」と言ってもらいました。 私たちは、いつかCDをレコーディングしてみたいと思っていましたが、アメリカに帰ってから、応援する人がいるならやってみたい、と、思うようになりました。 ずっと前から進みたいと思っていた私立の音大は、合格したものの、授業料が高額で奨学金の金額が思ったほどでなく入学は見送ることになってがっかりしていた時期でした。そんな時、母がヘソクリからレコーディング費用を出してくれることになりました。秋田の人たちからは、「やってみなさい!」という応援の声が届きました。 ここから、「浜辺の歌」を含む数曲を3人のトリオ演奏で2、3曲レコーディングして秋田の人に届けるというプロジェクトがはじまりました。 それで、ドナルド・ブラウン先生にプロデュースと演奏をお願いしたところ、快く引き受けてくれました。世界のジャズ界のトッププロデューサー、ドナルド・ブラウンがプロデュースをしてくれるというのでわたしたちは躍り上がって喜びました。 しかし、レコーディングはしても、先生が良いできばえと思えなければ、世に出せないという条件がつきました。 それから半年間、私たちは、ブラウン先生のもとに車で片道6時間かけてレッスンに通い、猛練習をしました。 先生のレッスンは、真剣で、最初のレッスンが終わったときには、疲労困憊で話す事もできないほどでした。 レッスン以外には、あちこちのミュージシャンの演奏に飛び入りさせてもらったりして積極的に人前で演奏するようにしました。日米協会のイベントなどで、「浜辺の歌」や他の日本の古い歌などをジャズにして演奏し、日米親善をはじめたのもこの頃です。修行になることはなんでもしました。 半年後、先生に「これだったら大丈夫」と言われて臨んだレコーディングは、先生も「思った以上のできだった。」と喜んでくれるできばえになりました。 これが、私たちのはじめてのCD「サウンド・オブ・ミュージック」です。 数曲の予定だったCDは、途中で、先生が私たちの将来を考えてくれてフルCDレコーディングのプロジェクトになり、先生が選んだプロのミュージシャンたちが共演して「浜辺の歌」や表題の「サウンド・オブ・ミュージック」を含む9曲を収録しました。 ゲストアーティストには、私たちが、メンフィスに来てスタックスの門をたたいたとき以来、見守ってくれていたカーク・ウェーラムさんが、サックスで参加してくれました。カークさんは、スタックスの専属アーティストで、いつも学生を励ましてくれた人です。ホイットニー・ヒューストンのボディーガードなどの演奏でも有名なグラミー賞受賞者のジャズアーティストです。「メンフィスのスタックスで学んだことを世界に広めて来なさい!」と、応援の気持ちをこめて参加してくれました。 「浜辺の歌」は、学生時代に一緒に演奏して以来30数年間演奏したことがなかったという、メンフィスのこのすばらしい二人のアーティストと私たちの4人のカルテット演奏で収録されました。 そして、自分たちの「サウンド・オブ・ミュージック」(音楽の音色)を世の中に広められるようにと、みんなの願いを込めてCDは命名されました。自主制作なのに本格的で、すばらしいCDが出来上がりました。 私たちの「サウンド・オブ・ミュージック〜音楽の音色」を秋田に届ける そして、私たちは、そのCDをもって昨年の夏、秋田のみなさんに演奏を届けにでかけました。たくさんの人たちの協力を得て、3週間で17カ所をまわる秋田縦断ツアーが開催できました。 こちらは、秋田の人たちが手作りしてくれた昨年のポスターです。 新聞やラジオにも出させてもらい、秋田県各地で演奏会をして、多くのすばらしい人たちに出会いました。 しかし、わたしたちは、まだまだ無名なので、いくら有名な人たちとレコーディングができたからといって、レコード会社からすぐに声がかかるわけではありません。CDを気に入ってくれたアメリカのプロモーターも何人かいましたが、どこも多額の料金がかかることがわかって断念しました。 それでも、わたしたちは、あきらめずに、コツコツと、ひとつずつ積み上げていきます。 ありがたいことに、両親や、まわりの人たちが応援してくれています。特に、秋田の人たちがたくさん応援してくれています。 今年は、去年のツアーで出会った人たちなど25人もの人が集まってABCD委員会がたちあがりました。そして、私たちは、今年、応援してくれる人たちがいる秋田県に出かけて、私たちのサウンド・オブ・ミュージックを届けます。 「プロとして通用するには、どうしたらいいのだろう?」「有名になるってどうしたらできるんだろう?」と、秋田のみなさんが一緒に考えて、いろいろな人たちに声をかけてくれて、さらに人の輪が広がっています。 みなさんが、私たちを、「秋田から世界に!」を合い言葉に、羽ばたかせようと協力して、ツアーができることになりました。現在、秋田県内10カ所での演奏会が予定されています。 この活動には、高齢化、過疎化に悩む秋田県を、わたしたちの若い力と音楽で元気づけてほしいという願いも込められています。 そして、今ちょっと静かになってしまったジャズシーンも元気にしたいというアメリカと秋田の両方からの願いも込められています。 ドナルド・ブラウン先生は、編曲というすばらしいリターンに協力してくれることになりました。 「浜辺の歌」、秋田縦断ツアー2014のスライドショー 私たちのCDに収録された「浜辺の歌」のしらべにのせて、去年のツアーの様子をスライドショーにしたビデオをご覧ください。 https://www.youtube.com/watch?v=KlmFmCTcPgY 今年は、ここからさらにグレードアップしたツアーにする予定です。 秋田ではたくさんのボランティアの方たちが私たちを応援してくれていますが、私たちがアメリカから秋田にいって、秋田をツアーをするには、アメリカからの渡航費、日本国内での移動費(航空運賃、レンタカー、ガソリン、高速料金、駐車料金など)、1ヶ月間の宿泊・飲食費、音楽機材費、ライブ会場費、宣伝広告費、スタッフ人件費などの資金約500万円が必要です。 そこで、ツアーに関わる経費のうち以下のものをみなさんにご協力いただければ大変うれしく思います。 国内空港運賃 100,000円 宿泊費 (カール&アラン) 360,000円 6,000円(1日)x30日間 x 2 = 360,000円 宿泊費(同行スタッフ) 360,000円 6,000円(1日)x30日間 x 2 = 360,000円 音楽機材費 180,000円 合計 1,000,000円 秋田から世界へ!どうぞ、私たちを応援してください! ご協力よろしくお願いいたします。 カール&アランのサイトはこちらです。 http://www.carlalanmaguire.com/epk-260852641235486.html |